こだわり
工程の数だけ神事がある
お守りの主役である内符は、神さまが鎮まる「神聖な場所」です。完成までの数ある工程に際し、その都度神事を斎行し、原料や道具、場所、職人に至るまでお祓いお清めしてから作業を行います。国産楮のみを 原料とし、千三百年余の伝統を受け継ぐ美濃和紙職人の手によって特別に一枚一枚漉きあげられた最高級の手漉き和紙に御霊を入れ、守袋に封入いたしております。
神さまとのご縁をより強く
縦横交互に繊維を揺り動かす「流し漉き」の技法で作り上げた和紙は職人が各工程で長い時間をかけ、天然繊維の特徴を最大限に引き出したものです。高密度で美しい和紙を「神さまとのご縁や願いがやぶれぬよう」十五層に重ね、更に強靭な和紙へと仕上げます
お守りの奉製
原料
年一回落葉の後、楮を刈り取り、蒸してから手作業で剥いだ皮を乾燥させます。
夜(満月祭)に神前にてお祓いお清め、更に、月の光を浴びせました。満月には浄化作用、人や物、運気を引き寄せる力など様々な力があると考えられてきました。
紙づくり
神事にて水や場所を清め、不純物を取り除き、原料を柔らかくする為二日間水に浸します。
神事の後、忌火にて煮えたぎる釜の中に原料、ソーダ灰を入れ繊維を傷めないように慎重に煮熟します。
より美しく清らかな和紙を作るため、原料についている硬いスジや塵、ゴミを手作業で数日間かけて取り除き、細かくほぐします。
トロロアオイの根から抽出したネリを、水と原料とともに漉き舟の中で調合し、流し漉きの製法で和紙にします。その和紙を十五層に重ね(薄紙を十五枚漉き重ねる)、乾燥させると内符の基が出来上がります。
溝旗神社のお守り
「引き出す」「美しい」「破れない」「傷つかない」「満ちる」―手漉き和紙の内符が完成したことをご神前にご奉告します。
御祭神の御霊を内符におおさめし守袋の中に封入します。
あらゆる災いを除き、神縁人縁に満ち、それぞれの願いが叶いますよう、また、手漉き和紙の特長をも授かるように御祈念いたしました。
今日もしあわせ、明日もしあわせ。御祭神に見守られる日々に感謝しましょう。
各種お守り
一年を無事にすごせますように。
※お月夜参り限定
全ての要素を頂点に持つ完全な形は邪気の入り込む隙間がなく成功を導くとされています。
あらゆる禍から身を守ります。
悪災から身を守る印であり、神さまに想いを伝える形でもあります。
飛行機が天に昇るようにあなたの運気が益々上昇するように祈願したお守りです。
授与時間
午前9時~午後17時00分 年中無休
※お正月期間のみ、授与時間が変更になります。
※すべてのお札、お守りの内符が美濃手漉き和紙にて奉製されているわけではございません。