由来
旧暦6月15日に引き継がれる祭り
一年で最も大切な日とされる6月15日。古来よりこの時季は疫病が流行りやすい時季とされ、災厄除けの神とご神徳高いご祭神へ感謝と願いを伝えるお祭りが行われてきました。
満月の夜
太陽に完璧に照らされる日、人もご祭神により照らされる日。明かりの無い時代、満月の夜(十五夜)の明るさは、その日が特別な日(ハレの日)であると考えられるほど大切にされてきました。かわることなく同じ月の下、この日にお祭りが行われています。
ちょうちん祭りへの移行
明かりには特別な力が宿るとされ、明かりによってご祭神の力が更に引き立つとの思いから、ちょうちんを持ち寄る祭へと移り変わってきました。赤いちょうちんはご祭神が神話の中で退治した「ヤマタノオロチ」の目を表しています。ヤマタノオロチは災厄の根源とされており、ちょうちん(ヤマタノオロチの目)を目印にご祭神が自身や家庭の災厄の退治をしてくれるとの考えからちょうちんを各家庭、町内で持ち寄りお参りするとも伝わっています。
お月夜参りの習慣
年に一度のちょうちん祭りに対し、毎月行うお月夜参りは、毎月旧暦の15日「満月の日」を重んじ、明かりを灯した中でお参りいただきます。
お月夜参りの概要
開催について
満月祭
毎月の旧暦15日19時30分から本殿にて満月祭を斎行します。お申し込み不要でどなたでも参列できます。17:00~20:00まで授与所を開いております。
お参りのすすめ
ご祭神の力が漲る日、感謝と決意を祈り伝える日。
これは牛王寶印に通ずるところがあります。毎月の願いと目標を牛王寶印にしるし、次の満月にその結果を報告する。この繰り返しにより小さな願いがやがて大きな願いの達成になります。お月夜参りの日程はお知らせをご確認下さい。
授与品の紹介
月満
ちる
満月
のお守り
満守:お月夜参り限定
特別な美濃手漉き和紙にて奉製した内符が鎮まる万願満願守護のお守りです。月が満ちるように願いや想いが満ち、月が欠けるように災いを消し去るお守りです。新月から満月までは、月が満ちるように、「成長」「引き寄せる」「吸収」「増える」などの力からが少しずつ高まり願いが満ちていきます。逆に満月から新月までは、「捨てる」や「除く」のように余分なモノや邪魔なモノを整理し浄化や正す力が徐々に高まります。つまり、満月に向かい願いや想いがどんどん近づき、満月に成果を得て、新月に向かい得たモノをゆっくりと消化して、余分なモノを浄化し排出していきます。
交通アクセス
お月夜参りへは電車・バスが便利です
岐阜県岐阜市溝旗町3丁目1- 岐阜バス「金宝町」「名鉄岐阜」下車、徒歩5分
- JR岐阜駅から徒歩7分、名鉄岐阜駅から徒歩5分
- お車の方は近隣のコインパーキングをご利用下さい